支援者の日常~経営指導員ブログ~

商工会で企業の経営支援をしながら感じたことを記録するブログ。商工会って普段何をしているのかや、補助金や融資等の支援施策の解説なんかもお届けします

注意喚起です

また変なのが出てきたなぁ、、、

 

給付金が始まると必ずといっていいほど業者が湧いてきます。

 

これから始まる「事業復活支援金」についても、早くも申請代行を語る業者が現れているようです。特に成功報酬を要求するような会社には気を付けてください。

今回も電子申請になるようですが、電子申請が困難な方には申請サポートセンターが設けられると思います。持続化給付金と同じですね。

 

申請要件が「2021年11月~2022年3月いずれかの月の売上高」がどのくらい減ったかとなっているので、今できることは11月の売上を前年または前々年の11月と比較すること、ではないでしょうか。

 

早く給付金を受け取りたいという気持ちに寄り添いつつ、支援者として冷静に情報収集を進めていかなきゃなと思います。

 

にしても「『事業復活支援金』の資料請求はこちらから!」って、なんなんでしょうね。

まだ国会すら通っていないのに資料も何もないでしょ。資料請求したら何が届くのか逆に気になります。

あなたを支える言葉

たまにしか更新しないのに何を書こうか悩む、、、

毎日ブログ更新する人ほんとに尊敬します。

今日は某経営指導員の方のブログを読んでいて自分も思うことがあったのでエントリーです。

紹介されていたのはこちら

https://www.pref.shiga.lg.jp/kigyo/

滋賀県が運営する起業応援サイト「起業チャレンジ応援マップ」というページです。

商工会議所・商工会、ビジネスインキュベーション施設など、支援機関で働く方達へのインタビュー記事が載っています。

それぞれどんな気持ちをもって支援にあたっているのか、生の声って感じで自分にも刺激になりますね。

で、皆さん最後に「支えになっている言葉」を答えてくれているんですけど、「商工会の人はこう」みたいな回答の偏りがなく、それぞれいろんなことを考えながら仕事しているんだなぁと感じました。

そして自分自身の「支えになっている言葉」はなんだろう、と考えてみたところ、まぁ色々出てきましたがパッと浮かんだのは

心は熱く、頭は冷静に

でした。

少しカッコつけすぎな言葉な気もしますが、きっとこれが自分の座右の銘なのでしょう。

どんなに仕事に慣れたとしても、この気持ちは忘れたくないものです。

Bluetoothキーボードを買いました

ブログを始めたということで、Bluetoothキーボードを買いました。

買ったのはこれです。

エレコム Bluetooth マルチペアリング ミニキーボード... https://www.amazon.jp/dp/B087BWPQKM?ref=ppx_pop_mob_ap_share

折りたたみ式のとかスマートでかっこいいなと思ったんですが、基本は家で使うだろうしコンパクトさはあまり重要ではないので、ちょうど良さそうなサイズのこれにしました。

コロナが落ち着いたら出張や研修も増えるでしょうし、その時の記録用としても活躍してくれそうです。

にしてもフリック入力なんかより全然楽ですねこれ。

ただレビューにもある通り、エンターキーとシフトキーの大きさは逆にしてほしい……笑

でもまぁ道具も揃ったし、こまめにブログ更新しよーっと

経営理念って「作る」もの?

昨日、とある支援先の専門家派遣に同席しました。

 

順調に経営を進めていたけれども色々あって数年前から売上が減少。立て直しを図るために今回の場がセッティングされたという経緯です。

 

面談の中で、専門家の方はおそらく経営理念の有無を確かめたかったのでしょう。「社長の目指す会社はどんな会社ですか?」「お客さんにどうなってほしいと考えていますか?」手を変え品を変え質問します。

 

でも当の社長は「う~~~ん」という反応。

経営理念とか考えたことなかったようです。

 

でもこれは良くある話なので、さほど問題じゃない。

考えたことないなら考えればいいわけですから。

 

そして面談終了後、早速フォローアップのための資料作り。

経営理念とは何なのかという点を、事例を添えて解説する資料です。

 

資料作りの中で自分でも改めて「てか『経営理念』ってどうやって説明すればいいんだ、、、?」となって色々と調べてみました。

 

その中で気になる文章が

 

 

 

「5分でわかる経営理念の作り方」

 

 

 

ん????

 

 

このタイトルを見てすごく違和感を覚えたんですね。

 

僕の考えとしては、1年365日自社の経営を考え続けている社長にとって、もはや経営は「人生」といってもいいんじゃないかって思っています。

だから経営計画は「人生設計」といっても過言ではないし、経営理念は「人生哲学」みたいなものかと。

 

「経営理念」っていうとオリジナリティーのある概念を生み出さなきゃいけないと思われる方もいるようですが、実はそんなことはなくて、社長が今までの人生の中で大切にしてきたことや喜びを見出した瞬間、その辺から考えればしっくりくると思うわけです。

 

つまり経営理念は「作る」ものではなくて「文章化する」「顕在化させる」って表現の方が適切だと思います。

そしてそれをお手伝いするのが、支援者の役割なんじゃないですかね。

 

そんなことを考えながら資料作ってました。

【1冊目】超一流の雑談力 文藝社

本を読みっぱなしにするのももったいないので、感想を書くことにしました。

 

超一流の雑談力 文藝社

https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B00YX5JRI4?pd_rd_i=B00YX5JRI4&storeType=ebooks

 

支援機関で働く上では必須のスキル。

聞く方は得意ですが話す方は苦手意識があったので読みました。

 

普段意識できていること、できていないこと、様々ありました。

それにしても「ところで今日は〜」で本題に移るのは流れを止めてしまうのでNGなんですね。

 

忘れた頃に読み返せばまた違う気づきがありそうです。

キャッシュレス決済の導入状況

実は金曜日から夏休みです。

 

家でだらだらスマホしてたら、面白い記事を見つけました。

 

https://moneyzine.jp/article/detail/216413

 

これによると、キャッシュレス決済を導入してる事業者と導入してない事業者の割合は半々くらいなんですね。

多いのか少ないのか、、、

私は正直全然普及してないと思っていたので、意外と多かったなという印象です。

 

 

さらに「導入しているQRコード決済」に関しては、圧倒的にpaypayが多いです。率にして78%。

実際に事業者さんのところを回っていると「他は手数料を取るけど、paypayは取らないから導入した」という方が多いです。

 

やはり小規模事業者にとって、売上の数%も手数料で引かれるのは避けたいところなんですね。

 

個人的には今のキャッシュレス決済ブームに興味があるので、もう少し様子を見たいと思います。